合板の動向や近況について

国内の型枠用合板については様々な話が飛び交っていますが、こんな時こそ自分の中で精査していくことが大切なのではないかと・・・口では真面目なことを思っています。型枠の世界は広いようで狭いし、とても奥深い。。と改めて実感。
◎国内合板統計◎
1月の針葉樹合板生産量は前月比約1.4万㎥減の24.5万㎥(型枠用も構造用も全て含め)しかし出荷量は25.2万㎥。在庫量は9.8万㎥と2017年5月以来の10万㎥を切っている状況。接着剤や杉原木、米材丸太等の値上げもあり、国内メーカーは値上げを打ち出しており、この先もメーカーサイドの強気な姿勢は継続するものと思われる。
◎輸入合板統計◎
約27.4万㎥と予想より多かったが、塗装型枠や厚合板等を中心とした品薄状況は変わらない。むしろ2月の旧正月前後で生産量は再び落ち込んでいる。原木不足で稼働できない工場もあるなど状況は酷くなっている。為替は円高でコストアップは抑えられる展開となっているが、現地価格はそれ以上に高騰しているため焼け石に水な状況。
2×6、3×6、厚み別にすると直接的な状況はまた別かもしれないのですが、全体を見てみると今の状況に繋がるものがあるので載せさせて頂きます。少しでも皆様のお役に立ちますように!