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合板市況ーインドネシア編ー

   

アジア競技大会inジャカルタが開催されており、日本人選手の活躍に盛り上がりを見せるインドネシア。

7月の合板輸入統計を見てみます。多い順にマレーシア8万㎥、インドネシア6万㎥、中国5万㎥、ベトナム2万㎥、総量は21万㎥で6月より1万㎥減となっています。インドネシアに限ってみると7月は単月では最も少ない輸入量でした。

国内情勢は来年4月の次期大統領選に向け現職大統領とそれに挑む候補者の一騎打ちとなることがはっきりしてきました。この結果も何かしらの影響があるのかないのか。追いかけておこうかと思います。

あくまで個人的な感覚ではありますが、マレーシアの物と比べてインドネシアの型枠用合板と言えば「原木(単板)は良いが工場の設備で一歩遅れをとっている」というイメージがあります。サイズがなんか合わないとか良くないとか、ミリ単位を求める日本の基準が高すぎるのもあるかと思いますが。ただ固定ファンが多いのも事実で、「インドネシア産ので」と指定されることも多い。やはり持った感じや重厚感が違うと。トラックボディに使うアピトンなどの製材品を見比べても、インドネシア産の者の方が赤みがかっていて綺麗に見えます。

インドネシアに限った話ではありませんが、ウレタン塗装ではなく樹脂やフィルムを圧着させた型枠用合板も広まってきています。高強度コンクリートの熱に耐えるベニヤの追求は必須でしょう。なかなか目が離せませんね(^^♪

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